実は私、平成10年の秋にリストラ対象者になりました。 |
仕事でミスが続き、「君は、この仕事に向いてないね」と |
用意されたのが、今の仕事なんですよ。 |
デスクでデータ入力から、思いきり現場な肉体労働です。 |
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過去にも、同じような部署変えが有ったそうですが、 |
職種が全く違うからなのか、皆すぐに辞めていったそうで。 |
ですから、私を気の毒そうに見る人、面白がってる人。 |
その反応が、鈍感な私にもヒシヒシと感じてきました。 |
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悪いけど私は違うから…そんな事を思って仕事を覚えるのに必死でして、 |
意地で張り付いたスッポン女、8年経った現在も辞めずに勤務しております。
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で、この部署替えで、気づいた事が幾つか有るのです。 |
まず、ピンチはチャンスで有ると言うこと。それと冷静な自己分析の威力。 |
仕事に関わらず、落ちるのは辛いですが、上がるしかないんですよね。 |
その為には、何をどうすれば良いのか、どうすれば自分が楽になれるのか… |
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意外とヒントって、ゴロゴロ転がっていまして、 |
悔しいって思いが、そのヒントを拾って起こした行動に発展し、 |
その結果が、思いもよらぬ産物を生んでくれる場合が多いのです。 |
だって普段よりも必死ですからね。 |
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ピンチの時ほど吸収する物が大きくて、時間の無駄が少ないような気がします。 |
時間が無い時ほど趣味に集中できたり、質の良い勉強が出来たりしませんか? |
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悔しい!って強く思った時ほど、その思いが強ければ強いほど、 |
矛先を変えて取り組んでみる→恨み辛みをバネにしてみる。 |
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芸術家が失恋など悲しい別れを経験した後に描く作品が |
素晴らしいのは、このマイナスエネルギーの昇華によるものです。 |
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色々有って辛い思いもしますが、これは100%マイナスな事では有りません。 |
自分に発破をかけるチャンス、より上に行くチャンスだと私は考えています。 |