きん。部屋TOPに戻る■おひとりさま劇場


 ・寂しいくせに

 ・自分を診る

 ・ゴミ捨て&掃除で 

 ・自分に発破を!

 

   
          自分に発破を!

 実は私、平成10年の秋にリストラ対象者になりました。
 仕事でミスが続き、「君は、この仕事に向いてないね」
 用意されたのが、今の仕事なんですよ。
 デスクでデータ入力から、思いきり現場な肉体労働です。
 
 過去にも、同じような部署変えが有ったそうですが、
 職種が全く違うからなのか、皆すぐに辞めていったそうで。
 ですから、私を気の毒そうに見る人、面白がってる人。
 その反応が、鈍感な私にもヒシヒシと感じてきました。
 
 悪いけど私は違うから…そんな事を思って仕事を覚えるのに必死でして、
 意地で張り付いたスッポン女、8年経った現在も辞めずに勤務しております。
 
 で、この部署替えで、気づいた事が幾つか有るのです。
 まず、ピンチはチャンスで有ると言うこと。それと冷静な自己分析の威力
 仕事に関わらず、落ちるのは辛いですが、上がるしかないんですよね。
 その為には、何をどうすれば良いのか、どうすれば自分が楽になれるのか…
 
 意外とヒントって、ゴロゴロ転がっていまして、
 悔しいって思いが、そのヒントを拾って起こした行動に発展し、
 その結果が、思いもよらぬ産物を生んでくれる場合が多いのです。
 だって普段よりも必死ですからね。
 
 ピンチの時ほど吸収する物が大きくて、時間の無駄が少ないような気がします。
 時間が無い時ほど趣味に集中できたり、質の良い勉強が出来たりしませんか?
 
 悔しい!って強く思った時ほど、その思いが強ければ強いほど、
 矛先を変えて取り組んでみる→恨み辛みをバネにしてみる。
 
 芸術家が失恋など悲しい別れを経験した後に描く作品が
 素晴らしいのは、このマイナスエネルギーの昇華によるものです。
 
 色々有って辛い思いもしますが、これは100%マイナスな事では有りません。
 自分に発破をかけるチャンス、より上に行くチャンスだと私は考えています。

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